全般
動作設定
明細書データをクリップボードから自動で取り込む
デフォルト設定で、ON です。
ONの場合、ユーザーが特許明細書のテキストデータをクリップボードにコピーした際に、FUGOが自動的に当該テキストに対してチェックを実行します。
明細書テキストをクリップボードにコピーする、という1アクションでチェックができます。
OFFの場合、ユーザーが明示的に、FUGOにテキストを読み込ませない限り、FUGOはチェックを行いません。
この場合、ユーザーは、明細書テキストをクリップボードにコピーした状態で、画面左上の「強制的にチェック」ボタンをクリックしてください。
Note
この設定は、「強制的にチェック」ボタン右の「▼」ボタンから開くメニュー内にある項目「クリップボードからの自動読み込みを有効にする」のON/OFFと連動しています。
一時的にOFFにしたい場合
例えば、明細書を部分的にコピー&ペーストして、文章を作成する場合には、FUGOがそのたびに自動的にチェックを実行するのが煩わしくなるかと思います。
そのような場合には、「強制的にチェック」ボタン右の「▼」ボタンから開くメニュー内にある項目「□ クリップボードからの自動読み込みを有効にする」をOFFにしてください。
クリップボード自動取り込み機能を無効化する
Danger
このオプションは必要に迫られない限り、原則、利用しないでください。
ATOKの旧バージョンを利用しており、FUGOで常時エラーが生じて使えない場合にのみONにしてください。
この機能をONにすると、プログラムの内部的に、自動読み込み機能が無効化されます。設定で『クリップボードからの自動読み込みを有効にする』をONにしても、自動で読み込まれなくなります。
段落番号・請求項番にミスがあった場合、ポップアップウィンドウで表示する
デフォルト設定ではONです。
ONにすると、チェック実行時、段落番号または請求項番号に不整合がある(連番になっていない)場合、「段落番号・請求項番号のチェックウィンドウ」をポップアップ表示します。表示中は、チェックが一旦停止します。
段落番号の記載ミスを見逃したくない場合、ONにしてください。
段落番号のチェックが不要な場合、例えば、引用文献の内容を確認する目的でFUGOのチェックを行う場合には、OFFにしてください。
コメント機能を有効にする(1)
このオプションは、一部をFUGOのチェック対象から除外する(いわゆる、コメントアウトする)機能です。
ONにすると、テキスト内における以下の箇所は存在しないものとみなします。
- /* と */ で囲まれた箇所や
- # で始まる一文(改行まで)
Note
例えば、特許事務所~企業間でのコメントなど、明細書本文には含まれない文章を /* */ で囲うといった使い方が可能です。 コメントアウトした箇所に、段落番号などが含まれていてもFUGOのチェックの対象外となるので、誤動作を引き起こしません。
Note
コメント機能は設定でOFFにできます。 FUGOの「ツール」→「設定」→「全般」から設定可能です。
コメント機能を有効にする(2)
このオプションをONにすると、FUGOに読み込まれた 「テキストの先頭」から「"【書類名】明細書"と記載された箇所」までの箇所は、FUGO上では存在しないものとして扱います。(チェックの対象外となります)
このオプションは、特許明細書のテキストが、「【書類名】明細書」から始まっており、ファイルの冒頭に、明細書本文には関係のない文章、例えば、特許事務所と企業との間でのやりとり(コメント)が記載されているような場合に有効です。
Warning
明細書より前に、他の重要な文章が含まれている場合、例えば、特許請求の範囲、明細書の順でテキストが構成されている場合には、この機能はONにしないでください。 特許請求の範囲までコメントとして扱われます(FUGO上で存在しないものとみなされます)。