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チェック記録の生成機能 (β)

利用できるプラン Premium版のみ有効
必須 FUGO.rewrite

注意事項

本機能はβ版 (試験実装版)となります。今後、予告なく仕様が変更される可能性があります。

概要

WordファイルをFUGOでチェックしたことを示すファイル(便宜上、「チェック記録」と呼称)を生成する機能を実装しました。

利用方法:

この機能は、「ワークフローガイド」から呼び出すことができます。事前に、FUGO.rewriteからチェックを実行している必要があります。

実行すると、Wordファイルと同じ場所(フォルダ)に、チェック記録が生成されます。

別途、簡単なマクロやプログラムをご用意いただくことで、Wordファイルとチェック記録との整合性(そのWordファイルがFUGOでチェックされたか)を検証できます。

チェック記録の仕様 (β)

本仕様はβ版 (試験実装版)となります。今後、予告なく仕様が変更される可能性があります。本機能の運用をお考えの場合、1度お問い合わせください。

チェック記録(具体的には、.checked というファイル)には、FUGOでのチェック実行時の各種情報がJSON形式で記録されます。

キー
pc_name チェックを実行したPC名
path チェックを実行した時点でのWordファイルの絶対パス
hash チェックを実行した時点でのWordファイルのSHA512アルゴリズムを用いて計算したハッシュ値
timestamp チェックを実行した時刻

.checkedファイルに記録された情報とWordファイルとの整合性(実際に当該WordファイルがFUGOでチェックされたか)を、別途、簡単なマクロやプログラムをご用意いただくことで検証できます。具体的には、Wordファイルのハッシュ値(SHA512利用)を計算し、.checkedファイルのhashの値と、一致するかを確認してください。

この機能のポイント:

チェック記録には、「Wordファイルに対してFUGOのチェックをかけたこと」が記録されます。Wordファイルとそのチェック記録とを照合することで、当該WordファイルをFUGOでチェック済みであることを担保できます。

これにより、次のようなケースを防ぐことができます。

  • 例えば、出願直前に原稿に修正が入ったような場合。1度FUGOでチェックしたが、その後、Wordファイルに変更が加えられており、FUGOでの再チェックがされていないケース  (Wordファイルの中身が書き換えられるとハッシュ値が一致しない場合)
  • 例えば、FUGOの利用が浸透していない場合。FUGOでまったくチェックされていないケース (チェック記録がない場合)

※ただし、現在の仕様上、実際にチェック結果を目視で確認したかまでは分かりません。少なくとも、そのWordファイルに対してFUGOを実行したことは担保されます。

運用例:

(手動で行う場合) 明細書の起案者には、チェック記録ファイルと明細書を提出することを義務付けることで、例えば、事務担当者が出願手続きをする前に、事務側で『出願するWordファイルの原稿がFUGOでチェック済みか』を確認できるようになります。

(自動化する場合) チェック機能をシステムに組み込むことで、次の作業(例えば、原稿作成→出願手続き)に移る前に、自動的にFUGOでチェックされたことを担保できます。例えば、特定の共有フォルダに原稿とチェック記録を保存すると、FUGOでチェック済みであることを確認できた場合には、事務側に出願書類の準備ができた旨を通知し、確認できなかった場合には、チェックがされていない旨を起案者に通知するなど。