# FUGOに追加される機能

## 概要

![](../images/2019-06-19-19-10-04.png)

「符号表」などのチェック結果の各項目を右クリックすると、メニューが表示されます。このメニューには、WORDファイル(特許明細書のテキスト)の修正に役立つ機能が表示されます。

以下では、このメニューから実行可能な機能

  • 「一括置換(スマート一括置換)」 機能

  • 「段落番号表示(段落ジャンプ)」 機能

について説明します。

## スマート一括置換

![](../images/2019-06-19-19-15-55.png)

この機能は、特許明細書の符号や符号の名称の誤記を、ミス無く素早く修正するための機能です。誤記を修正するとともに、修正後の特許明細書をFUGOで再度チェックします。

  • この機能は、**符号表タブの上部のリスト(符号表)**で利用可能です。

  • この機能では、一括置換する際に、置換される文言を事前に確認(プレビュー) することができ、 必要であれば、特定の文言を一括置換の対象から 除外する ことができます。

### Point.1

事前にプレビューすることで、一括置換により誤って置換されることを防げます。

例えば:

` 明細書中に「螺子1」「螺子11」とあって、「螺子1」を「螺子2」に置換したい場合。 WORDの通常の置換を用いると、「螺子11」の前半部分まで螺子2に置換されてしまいますが、 スマート一括置換ではあらかじめ「螺子11」を置換対象から省くことができます。 `

### Point.2

書式の『 □下線 』にチェックを入れると、置換した箇所に下線が引かれます。

置換された箇所を目視で確認したい場合にご利用ください。

### Point.3

置換実行後、 置換により書き変わったWORDファイルの内容をFUGOが読み込みチェックし直します。(修正後のWORDファイルをFUGOで再読込する手間がかかりません。)

## 段落ジャンプ

![](../images/2019-06-19-19-18-05.png)

  • この機能は、**符号表**タブの上部のリスト、及び**誤字・脱字タブ**内のリストなどで利用可能です。

  • メニューから、【段落番号】をクリックすると、
    • WORDで当該【段落番号】の箇所が表示されます。

    • また、メニュー表示の際に選択した「符号の名称+符号(下記例では、第1支持部材15)」が ハイライト表示されます。(WORD上で修正箇所を探す手間が省けます。)

### 留意点

  • **符号表**と**符号抜け**でのみ、修正すべき箇所がハイライト表示されます。

  • **誤記など**と**表記ゆれ**については段落番号がハイライト表示されるのみです。(この2項目については、修正すべき箇所はハイライト表示されません)

  • Wordファイルを編集すると、ハイライトは消えます。