システム管理者の方向け 一括インストール手順
※ FUGO Ver.2025.6.27.413以降のバージョンでは、サイレントインストールができるように、システム管理者向けの一括導入方法が改良されています。
このページでは、FUGOの一括導入方法について説明したのち、Wordアドイン FUGO.rewriteの導入方法について説明しております。
サイレントインストールとは
サイレントインストールとは、インストーラの各種ダイアログ(セットアップウィザードの表示など)を省略し、あらかじめ指定されたオプションに従って自動的にインストールを実行する方式です。IT管理者による一括配布や、ユーザーによるインストール作業の簡略化に有効です。
- 利用シーン
- 社内のパソコンにまとめてソフトを入れたいとき(1台ずつ手で作業するのが大変なとき)
- スクリプトやバッチファイルでインストール作業を自動化したいとき
- ユーザーに負担をかけずアップデートしたいとき(IT管理者の運用目的)
FUGO サイレントインストール方法
以下のコマンドで、サイレントインストール(無人インストール)が可能です。この機能を用いることで、インストール時のユーザー操作を省略し、画面表示を抑えた状態で自動的にインストールを完了させることが可能です。
FUGOinstaller<バージョン番号>.exe /VERYSILENT /SP- /currentuser
また、IPアドレス認証をご契約の場合は、以下のように /ip-auth オプションを追加で、インストールとともにIPアドレス認証を同時に行えます。
FUGOinstaller<バージョン番号>.exe /VERYSILENT /SP- /currentuser /ip-auth
SKYSEA Client Viewを利用されている場合
Sky株式会社の「SKYSEA Client View 🄬」を導入されている場合、上記オプションを使って配信が可能です。
バッチファイルによる一括導入 (サンプル)
以下は、サイレントインストール用のバッチファイルのサンプルです。このバッチファイルは、バッチファイルと同じフォルダ下に置かれたFUGOのインストーラーを自動的に検出し、サイレントインストールを行います。
@echo off
pushd %~dp0
echo ***********FUGOのインストール************
rem 指定されたパターンに一致する最初のファイル名を取得する
for %%F in (FUGO*) do (
set "FUGO_INSTALLER=%%F"
goto break
)
:break
rem ファイルが見つからなかった場合のエラーハンドリング
if not defined FUGO_INSTALLER (
echo FUGOで始まるファイルが見つかりませんでした。
pause
exit /b
)
rem インストーラーの実行
echo インストーラー %FUGO_INSTALLER% を実行します。
"%FUGO_INSTALLER%" /VERYSILENT /SP- /currentuser
echo FUGO 戻り値:%ERRORLEVEL%
popd
社内PCの集中管理ソフトやサーバーがない場合、利用予定のPCからアクセス可能な共有フォルダに、上記バッチファイルとFUGOのインストーラーを配置し、

各人にバッチファイルを実行して頂く(ダブルクリックして頂く)ことで、手軽にインストールが可能です。
Windows Serverのグループポリシーを利用した一括導入
Windowsサーバーをドメインコントローラーとして利用されている場合は、グループポリシーのスタートアップスクリプト機能を使うことで、一括導入が可能です。
Active Directory(AD)ドメインに参加しているWindowsクライアントマシンに対して、Windows Server(ドメインコントローラー)から管理者がログオン時・起動時にバッチファイルやスクリプト(.bat / .cmd / .ps1 など)を自動実行させる機能を用いて、FUGOの一括導入が可能です。
配信手順
上記バッチファイルを用いた配信手順は以下の通りです。
- 任意のバージョンのFUGOのインストーラー(FUGOinstaller<バージョン番号>.exe)と、上記バッチファイルを、社内のPCからアクセス可能なネットワークドライブ上に配置する
- 例:
\\server\share\FUGO\
- 例:
- スタートアップスクリプトにバッチファイルを指定
- ドメインコントローラー上で「グループポリシー管理エディター」を開く
- 対象ドメインに、新しいグループポリシーオブジェクト(GPO: Group Policy Object)を作成、または、既存のGPOを選択
- コンピューターの構成 > ポリシー > Windowsの設定 > スクリプト(スタートアップ / シャットダウン)を開いて「スタートアップ」に上記バッチファイルを追加
FUGO.rewriteのサイレントインストール
事前準備1 (VSTO Runtimeのインストール)
FUGO.rewriteのサイレントインストールを実行するには、事前に、Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime (VSTO Runtime) のインストールが必要です。VSTO Runtimeがインストールされていない場合は、Microsoftの公式サイトからダウンロードできます。
下記のコマンドで、VSTO Runtimeをサイレントインストールできます。
インストールには管理者権限が必要となる点にご注意ください。
vstor_redist.exe /quiet /norestart
事前準備2 (コードサイニング証明書の配置)
FUGO.rewriteのサイレントインストールを行うには、事前に、弊社がFUGO.rewriteの開発に用いているコードサイニング証明書を信頼済みルート証明機関にインポートする必要があります。
証明書をご利用の場合は、問い合わせ窓口よりお問い合わせください。
Windows Serverのグループポリシーを利用した一括導入
Windowsサーバをドメインコントローラーとして利用されている場合は、グループポリシーを用いて、証明書の配布が可能です。
- [コンピューターの構成]> [ポリシー] > [Windows の設定] > [セキュリティの設定] > [公開キーのポリシー]
- 左ペインで [信頼されたルート証明機関] を右クリック → [インポート]ウィザードで .cerファイル を指定 → 既定値のまま [完了]
- 同じ階層で [信頼された発行元] も右クリック → [インポート] → 同じ .cer を登録
- ※ ドライバー署名や ClickOnce アプリの警告抑止に推奨
- 確認作業 (任意)
- クライアント PC で 管理者権限のコマンド プロンプトを開き、 gpupdate /force または再起動
- [certmgr.msc](ユーザー側)や [certlm.msc](ローカル コンピューター)で[信頼されたルート証明機関], [信頼された発行元]の両ストアに証明書が入っていることを確認
FUGO.rewriteのサイレントインストール
FUGO.rewriteのサイレントインストールは、以下のバッチファイルで実行できます。
@echo off
pushd %~dp0
set VSTO_PATH="C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\VSTO\10.0\"
set PATH=%PATH%;%VSTO_PATH%
VSTOInstaller.exe /I "https://rc-ipworks.com/bin/FUGO.rewrite2/FUGO.rewrite.vsto" /S
過去のバージョン(FUGO.rewrite 1(バージョン番号無し))をインストールされている場合は、以下のバッチファイルで、過去バージョンのアンインストールも併せて行えます。
@echo off
pushd %~dp0
set VSTO_PATH="C:\Program Files (x86)\Common Files\Microsoft Shared\VSTO\10.0\"
set PATH=%PATH%;%VSTO_PATH%
echo ***********アドインのサイレントアンインストール*********
VSTOInstaller.exe /U "https://rc-ipworks.com/bin/FUGO.rewrite/FUGO.rewrite.vsto" /S
echo FUGO.rewrite 戻り値:%ERRORLEVEL%
echo ***********アドインのサイレントインストール************
VSTOInstaller.exe /I "https://rc-ipworks.com/bin/FUGO.rewrite2/FUGO.rewrite.vsto" /S
echo FUGO.rewrite2 戻り値:%ERRORLEVEL%