ツールバー
ここでは、ツールバーに用意された各種機能を解説しています。
「チェック実行」ボタン
概要
このボタンをクリックすると、クリップボード内のテキストを、FUGOで読み込みチェックします。
明細書をクリップボードにコピーしても自動でFUGOのチェックが開始されない場合に、強制的に、クリップボード内のテキストに対してFUGOのチェックを実行することが可能です。
操作手順
- 明細書全文をコピー
- 「強制的にチェック」ボタンをクリック
Note
この機能を利用することで、通常FUGOに自動で取り込まれないテキスト(特許明細書以外の文章)でも、誤字脱字のチェックなどを行えます。
チェック実行ボタン横の「▼」ボタン
この「▼」ボタンから、チェック実行に関するオプション機能を呼び出せます。
操作手順
庁提出書類をHTML出力したものや、PDFファイルから明細書本文をコピーした場合、不要な改行や文字が混ざっているために、FUGOでのチェック結果が期待される結果と異なる場合があります。
以下の手順で、不必要な改行やスペースを削除した状態でチェックできます。
- 明細書全文をコピー
- 「強制的にチェック」の右隣にある「▼」をクリック
- チェックしたい明細書のデータ形式に合わせたメニュ-を選択
オプションメニュー詳細
ファイル形式や、明細書の記載方式に応じて、下記のオプションを選択してください。
PDFファイルをチェック
- PDFファイルをチェックする場合に選択してください
- PDFファイルからテキストをコピーした場合には、本来ない場所に改行や空白が入ったり、不必要な文字が含まれることがあります。このオプションでは、それらの不要な文字を削除してチェックを実行します。
符号が(括弧)で囲まれているデータをチェック
- クレームや実施形態において、符号が、例えば (12)のように、括弧で囲まれている場合に選択してください。
PDFファイルで、符号が(括弧)で囲まれているデータをチェック
- PDFファイルでなおかつ、符号が括弧で囲まれている場合に選択してください。
40文字単位で改行が挿入されているデータをチェック
- 特許庁に提出した書類をインターネット出願ソフトでHTML出力した場合、HTMLファイルには40文字単位で改行が挿入されています。このようなファイルをチェックする場合にご選択ください。
段落番号のない日本語明細書に段落番号を付与してチェック
- 段落番号のない日本語明細書(たとえば、草案段階のものなど)をチェックする場合には、このオプションを利用することで、あたかも段落番号が挿入されているかのようにして、FUGOのチェックを実行できます。
- 段落番号を仮想的に追加することで、チェック箇所の確認が楽になります。
- 元のファイルは変更されません。
FUGO上で段落番号を自動付与された明細書データの確認方法
左パネルの「入力データ」タブをクリックすると、仮想的に段落番号が自動付与された状態の明細書データを見ることができます。
クリップボードからの自動読み込みを有効にする
デフォルトでは、FUGOは、クリップボードに特許明細書らしきテキストが含まれていると自動で読み込みチェックを実行します。
この機能のON/OFFを切り替えます。
- この項目は、FUGOの動作に影響を与える設定項目となります。クリックするたびにON/OFFが切り替わります。
- FUGOの「動作設定」→「全般」の「明細書データをクリップボードから自動で取り込む」と連動しています。